hello, I’m iTero.

銀座ルミナス歯科はインビザライン用口腔内スキャナーiTeroを使っています。

みなさま、こんにちは。
すっかり寒くなり、生ガキの美味しい季節となりました。
生ガキが大好きな院長の村上です。


新型コロナウイルスの感染拡大後、3密回避のために物理的接触を減らすことが求められる中で、日本では遅れていたDX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進み始めました。

デジタルトランスフォーメーション=Digital Transformationなのに、なぜDX??と最初、疑問に思いましたが、

英語圏では接頭辞「Trans」を省略する際にXと表記することが多いため、「Transformation」が「X」に代わり、「Digital Transformation」⇒「DX」と表記するようです。

https://blog.global.fujitsu.com/jp/2019-09-26/01/

とのこと。。。

そして劇的に変化しているのは、実は医療の分野なのかもしれません。

4月10日に厚労省から発出された通知により、時限的・特例的な措置としたうえでですが「オンライン診療」が初診から認められるようになったことは、医療分野における大きな変革でした。
スタートは時限的・特例的であったオンライン診療ですが、織り込み済みというかやはりというか、新政権後も恒久化に向けての動きが活発です。

DXは、経産省によると、以下のように定義されています。

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること

https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf

つまり、DXは「ITの活用を通じて、ビジネスモデルや組織を変革すること」を意味しており、その目的は「企業の競争優位性を確立すること」です。

「IT化」と「DX」の違いは、前者が業務効率化などを「目的」として、情報化やデジタル化を進めるものだったのに対し、後者はそれを「手段」として、変革を進めるという点で異なります。

当院でも2025年を目標にDXを進めていきたいと考えています。


ということで前置きが長くなりましたが、当院でも口腔内スキャナーを導入しました。
口腔内スキャナー( Intraoral Scanner ; IOS) )は、口腔内を小型カメラで撮影し、そのデータをもとにコンピュータを介して立体画像を再現し、モニター上に映し出す装置です。

現在、多くのメーカーからIOSが販売されており、機種選定には非常に迷いましたが、当院ではiTeroエレメント・フレックスを選びました。

iTeroは米国アラインテクノロジー 社(Align Technology Inc.)の製品で、アラインテクノロジー社といえば、マウスピース矯正のパイオニアで インビザライン(Invisalign)が有名です。

iTeroを選んだ理由の一番の理由は、やはりインビザライン治療における優位性です。


口腔内スキャナーで歯や歯列をデジタル化すると歯科医院で何が変わるのでしょうか。


詳しくはまたの機会にしますが、例えば iTeroの「 アウトカムシュミレーター」という機能を使うと矯正治療後のイメージがつかみやすくなります。

iTero Outcome Simulator

これは歯科医院におけるIT化の一つであって、これを見ながらオンラインで患者さんとつながってカウンセリングを行うとDXになるのではないでしょうか。

今まで来院が必要であった治療の説明や経過観察をオンラインを通じて行う、コロナ時代に歯科医院でできる

「非対面型サービス」

の一例だと思います。
当院でも非対面でできることを少しづつ増やしていきたいと考えています。
あわせてインビザライン治療の特設ページも公開しましたので、こちらも是非ご覧ください。


銀座ルミナス歯科

03-6278-8920
東京都中央区銀座8-18-4
東銀座ビル2F
築地市場駅 徒歩2分
東銀座駅 徒歩5分

afterコロナとBCP

tokyo tower

3月以来、久しぶりの投稿になってしまいました。
院長の村上です。
早いもので今年も残すところあと3ヶ月となりました。


3/18の当院のブログで、” 個人的な見解ですが、日本での終息は5月ぐらいになるのではないかと思っています。 ”と書きましたが、なかなか終わりません。
終わらないので「afterコロナ」ではなく、「withコロナ」だという意見もありますが、わたし的にはやっぱり「afterコロナ」の方がしっくりきます。
それは、”コロナの後、世界は一変してしまった”という意味においてです。


いろいろなものがコロナ前と変わってしまいました。
働き方、生活様式、価値観・・・。
新型コロナの流行によるマスクや消毒液の不足は医療機関を本当に困らせました。
当院ではいつもどおりの診療ができていましたが、サプライチェーンが切れるとこんなにも脆いものなのかと改めて認識させられ、リスクマネジメントの大切さを感じました。

そんなコロナ禍の中、いつもどおりの診療を続けながらも、開業以来、最多ではないかと思えるほど多くの取組みを医院で進めています。
今年取り組んだことは年末にでもまとめて書こうと思いますが、そのうちの一つをご紹介すると、 現在当院ではBCP策定に取り組んでいます。


BCPという言葉を聞きなれない方もおられるかもしれません。
Business Continuity Planの略で、日本語で言うと「事業継続計画」になります。

”BCPとは、英国規格協会の事業継続管理のための指針で「潜在的損失によるインパクトの認識を行い実行可能な継続戦略の算定と実施、事故発生時の事業継続を確実にする継続計画、事故発生時に備えて開発、編成、維持されている手順及び情報を文書化した事業継続の成果物」と定義されています。要するに、事故や災害が発生した際、その業務への影響を極力小さくし、平常業務に戻るまでの時間を極力短くするために多面的に手段・対応策をまとめた計画のことです。

病院設備設計ガイドライン(BCP編) 日本医療福祉設備協会

これを読んでも良くわかりませんよね。
しかも計画を立てようにも何から手を付けたら良いかわかりません。
ということで、東京都中小企業振興公社主催「ステージ1 BCP策定講座」に参加してきました。

BCP workshop
BCP workshop


すぐに定員が埋まってしまう人気のセミナーで、今回やっと参加することができました。

BCP workshop
BCP workshop

講師はMS&ADインターリスク総研の方で、BCPについてとても分かりやすく説明して下さりました。

それとこの講座には「ステージ2 BCP策定コンサルティング」という続きの講座があって、こちらも申し込んでいます。
今度コンサルタントの方を派遣していただいて、スタッフを交えてBCP策定をする予定になっており、楽しみにしています。


セミナーが終わった後は、たまに食べたくなる天下一品のラーメンを食べてから帰りました。

天下一品

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