改装工事6 居心地の良い空間2

みなさま、こんにちは。
院長の村上です。
改装工事シリーズも6回目となりました。
まだ続きます(笑)。

前回、居心地の良い空間ということで視覚と聴覚について書きました。
今回は嗅覚について。


私は慣れてしまっていてあまり気にならないのですが、歯科医院に来ると独特の「歯医者っぽい匂い」を感じる方も多いのではないでしょうか。
この歯科医院独特の匂いは、歯科で使う薬品の匂いと関係していると思われます。

歯と香り‐歯科治療をとりまく香り‐ 千葉栄一 著 フレグランスジャーナル社

実は歯科治療には、アロマセラピーと同じエッセンシャルオイルが多く用いられています。予防まで含めると、50近くのエッセンシャルオイルやハーブ類の香りが、歯科領域では用いられています。

歯と香り‐歯科治療をとりまく香り‐ 千葉栄一 著 フレグランスジャーナル社

この本にあるように歯科と植物の香りの関係は昔から切っても切れないものです。

こうした植物が及ぼすヒトの神経系に対する作用は、局所的な作用にとどまらず全身にも及ぶことは、森林浴、菖蒲湯、柚子湯などを通じてみなさまも実感されていることと思います。

森林浴、癒されますね~。

森林浴の効果は、きれいな空気、鳥の鳴き声、水のせせらぎ、森林の緑色などさまざま要因があると思いますが、 香りが果たす役割も大きいと思います。

森林浴の効果の源には「フィトンチッド」があるとも言われています。

植物の不思議な力=フィトンチッド―微生物を殺す樹木の謎をさぐる
B・P・トーキン (著), 神山 恵三 (著) ブルーバックス

「フィトンチッド」 という言葉は「植物」を意味する「Phyto」と「殺す」を意味する「cide」から作られた造語で 本来は”植物が持つ他を殺すもの”という意味です。
今では植物が発する揮発性物質という広い意味で解釈されているようです。

1980年に出版されたこの本を手に取ったのは、高校生の時だったと思います。
DNAの構造が解明され、分子生物学やバイオテクノロジーの発展が期待されており、私は地元の大学の理学部に進み、生物学を専攻しました。
当時は植物に興味を持っていたので、植物を扱う研究室を選びました。

そういった経緯が関係するのかわかりませんが、海の匂いとともに木の匂いも大好きで、特にヒノキやヒバの香りがとても好きです。

改装後は木の香りがしたらいいなあと考え、こんな部屋を作ってもらいました。

壁の一部にヒノキ材をはめています。

SAUNAっぽいですが、SAUNAではありません(笑)。

台湾ヒノキや青森ヒバには、ヒノキチオールという成分が含まれており、抗菌作用があります。

銀座ルミナス歯科 レントゲン室

実はレントゲン室でした。

レントゲン室は、X線が漏れないように壁の中に鉛を埋め込んだ密室で、換気扇や空調もなく、どうしても閉鎖的な空間になってしまいます。
初診でいらした患者さんは、診断のためにレントゲンを撮ることが多いのですが、初めて訪れる歯科医院で緊張されている方も少なくありません。
レントゲン室でのヒノキの香りが、緊張緩和に役立だってくれれば良いなと思っています。

レントゲン室を

SAUNAっぽく

した理由が もう一つあります。

その理由のヒントは、

フィンランド

です。
続きはまた今度の機会に。

Nähdään !


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