マウストレーの製作
歯の型をとり、ホワイトニングジェルを注入するマウストレーを製作します。
Medical Whitening
医療ホワイトニングとは、歯科医療機関で、歯科医師または歯科衛生士が、医療機器製品を用いて、歯の内部まで白くするホワイトニングです。歯の表面の着色汚れだけでなく、内部の黄ばみも分解します。
それに対し非医療ホワイトニングとは、セルフホワイトニング専門店やエステサロンで行うホワイトニングで、ポリリン酸などを使って歯の表面についた着色汚れをとることを言います。
歯科医院で
歯科医師または歯科衛生士が
医療機器製品を用いて
歯の内部まで白くするホワイトニングです。
当院では、日本歯科審美学会所属「ホワイトニングコーディネーター」資格認定を持った歯科衛生士が施術を担当いたします。
医療ホワイトニングと非医療ホワイトニングの違い
医療ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
種類
時間
方法
メリット
デメリット
オフィスホワイトニング
約90分
1回の施術で歯を白くする
ホワイトニング材を塗り、光を照射してホワイトニング効果を促進させる
1回で効果が得られる
時間が無い方に最適
ホームホワイトニングよりも白さが長持ちしにくい
ホームホワイトニング
1日2時間
ご自宅などで2週間、徐々に歯を白くしていく
歯型を採って作製したマウスピースに、ホワイトニングジェルを入れて装着する
時間をかけることでホワイトニング効果が高い
オフィスホワイトニングよりも白さが長持ちする
効果を得るまでに時間がかかる
Take-Home Whitening
歯の型をとり、ホワイトニングジェルを注入するマウストレーを製作します。
マウストレーへ1歯あたり米粒2つ分を目安に、ホワイトニングジェルを注入します。
装着時にトレーからホワイトニングジェルがあふれ出た場合はすぐに拭き取ってください。
所定時間経過後トレーを外し、歯面に残ったジェルをブラッシングで落としてください。
マウストレーは歯ブラシ等で洗浄してください。トレー変形の恐れがあるため、温水で洗浄を行わないで下さい。
In-office Whitening
ホワイトニングジェルが歯肉に触れないように保護します。
歯の表面にホワイトニングジェルを塗布します。
ホワイトニングジェルの上から光を照射します。
歯肉の保護を外し、歯面のホワイトニングジェルを落とします。
フッ素塗布を行います。
TiON In Office
当院ではオフィスホワイトニング剤として日本のGCというメーカーが製造・販売している「ティオン オフィス」という製品を使用しています。
ティオン オフィスは低刺激で高いホワイトニング効果を実現します。
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豊田中央研究所が開発した可視光応答型光触媒。
ティオン オフィス(V-CAT® 応用)の効果
V-CAT® のはたらき
光照射されると電子を放出し、過酸化水素と反応することで多くのヒドロキシラジカルが発生するため、着色物質を効率よく分解します。
光触媒なし
一般的に、二酸化チタン光触媒は紫外線域の光にしかほとんど反応しませんが、V-CAT®(可視光応答型光触媒)は二酸化チタンの酸素の一部が窒素に置換されることで、可視光線域の光にも充分反応するため、歯科用照射器を用いたオフィスホワイトニングへの応用が可能となりました。